はじめに
「やらなきゃ…でもできない」
そんな風に自分を責めて、苦しんでいませんか?
行動できないと悩む人はとても多いですが、その原因を正しく理解していないと、努力してもなかなか前に進めません。
実は、行動できない原因の一つに「決定麻痺」というものがあります。これは心理学でも知られている現象で、選択肢が多すぎたり、情報を集めすぎることで、逆に動けなくなる状態のことです。
この記事では、行動できない原因と今日から実践できる克服法3選をわかりやすく解説します。
なぜ行動できないのか?原因は「決定麻痺」

まず知っておいてほしいのは、「行動できない=怠け者」ではないということです。
実際行動できない人の多くは、脳が選択に疲れてしまっていることがほとんどです。これを心理学では「決定麻痺」と呼びます。
決定麻痺とは?
決定麻痺とは、選択肢が多すぎることで意思決定ができなくなり、結果として行動が止まってしまう状態のことです。
たとえば、ダイエットを始めたい場合痩せられる情報を調べますよね。
その結果たくさんの選択肢が出てくると思います。
「糖質制限」「脂質制限」「16時間断食」…etc
投資を始めたいと考えた場合も、
「株」「FX」「暗号資産」「投資信託」…etc
調べれば調べる程どれを選んだら良いかわからなくなってしまいますよね。
こうして考え続けているうち「失敗したくない」という気持ちが強くなり、動けなくなるのです。
決定麻痺が起きる3つの理由
選択肢が多すぎる
選ぶこと自体がストレスになり、脳が「面倒だからやめよう」と指令を出します。
情報過多で不安になる
調べれば調べるほど「もっと調べなきゃ」と不安が膨らみ、行動ができなくなっていきます。
完璧を目指してしまう
「絶対に失敗したくない」という気持ちが強いほど、決断を先延ばしにしてしまいます。
行動できない自分を変える!克服する3つの方法

では、どうすれば決定麻痺から抜け出せるのでしょうか?ここでは、今すぐ実践できる3つの方法を紹介します。
① 選択肢を減らす
まずは選択肢を3つまで絞ること。「どれが一番いいか」ではなく、「とりあえず始められるもの」を選びましょう。
情報収集をしすぎてしまっている人は「もっといいものや方法はないか」をひたすら探し続けてしまっています。
断言しますが最善の選択なんてものは存在しません。
やってみなければ本当にそれが最善の選択なのかどうかわからないからです。
逆にいえばとりあえず始めてみたもので成功を収めることができたのなら、それが最善の選択だったということです。
やりたくないことやできないことではないのであれば、とりあえずやってみることが大事です。
もしかしたら意外な得意や特技が見つかるかもしれませんよ!
② 完璧を捨てる
失敗しないためには情報収集は必要不可欠です。
行動を起こせない人は、失敗を恐れるあまり調べる幅を広げすぎてしまいます。
しかし、調べたことを一つ一つを深掘りし過ぎてしまうと情報過多になってしまいやるべきことの選択ができなくなってしまいます。
まさに僕がそうでした。
「成功者は成功と失敗を最速で繰り返す。」
僕が心に留めている言葉です。
調べるうちに「これならできそう」と思うことがあったのなら、まずはそのジャンルに焦点をあてて行動を起こしていきましょう。
何度もいいますが成功者は成功と失敗を最速で繰り返しています。
行動してみてダメだと思ったのなら、その時に次を探せば良いのです。
③直感を信じてみる
行動を起こしたいと強く思っているのなら、「これならできそう!」と直感に頼ってみましょう。
実は僕がブログを始められたのは、この直感に頼ったからです。
何か行動を起こしたいとモヤモヤしていた時期が5年ほど続いていましたが、最後に僕を突き動かしたのは直感です。
とにかく行動しなければ人生は次のステージへ進みません。
「失敗してもいい!」という気持ちを持ってください。
そして今の直感を信じて行動を起こして次のステージへ進みましょう!ダメなら次を探せばいいのです。
今回の勝ち組への進捗
最初の行動を起こすのはとにかく難しいものです。
まずは自分の現状をしっかり把握して小さなことから行動を始めましょう。
結局のところ他人がどんな言葉をかけようとも最終的に行動を起こすのは自分自身です。
他者が自分の代わりに行動するのは不可能なのです。
本当に人生を変えたいと思うのなら、今この瞬間に新たな一歩を踏み出しましょう!