こんにちは!スルースのVictory Academy、運営者の「スルース」です。
最近テレビやネットで頭脳戦の話題を目にすることが増えましたよね。そんな時、ふと疑問に思うことはないでしょうか。
世界で一番難しいゲームはいったい何なのか、プロとして食べていくならどの競技が一番稼げるのか、そして子供の教育や親の認知症予防に良いのはどれなのか。
実は私も指導者として活動する中で、メンタル面を鍛える方法には常にアンテナを張っています。
この記事では、国際的な定義や最新の科学的データをもとに、難易度や経済規模、そして脳への効果といった様々な角度から分析した結果をランキング形式や比較データとしてわかりやすく解説します。
- 世界で最も難易度が高いとされるゲームの数学的な複雑性
- 将棋や囲碁、チェスなどが脳に与える具体的な良い影響
- プロ選手の賞金事情や日本で流行している最新のトレンド
- 目的に合わせたあなたに最適なメンタルスポーツの選び方
※本記事は、筆者の経験や調査に基づく一般的な情報・考え方の紹介です。具体的なトラブルや体調不良などについては、所属先の相談窓口や専門家への相談も検討してください。
難易度と効果で見るメンタルスポーツランキング

まずは、純粋に「競技としての難しさ」や「脳へのポジティブな影響」という観点から見ていきましょう。私たちが普段ニュースで見る将棋や囲碁、そして世界的なチェスなど、一体どれが一番「深い」のでしょうか。ここでは単なる主観ではなく、数学的なデータや科学的根拠に基づいて、その真実に迫ってみたいと思います!
世界一難しいゲームの難易度比較

「世界で一番難しいゲームは何?」と聞かれたら、皆さんは何を思い浮かべますか?将棋でしょうか、それともチェスでしょうか。
実はこれ、科学的には「状態空間複雑性(State-Space Complexity)」という指標を使って、明確な数字として表すことができるんです。これは簡単に言うと、「ゲーム開始から終了までに現れる可能性のある局面の総数」のこと。
つまり、この数字が大きければ大きいほど、そのゲームは奥が深く、底が見えないということになります。
私たちが感覚的に「難しい」と感じるものを、数学的な「局面のパターンの多さ」で比較すると、驚くべきランキングが見えてきます。以下の表をご覧ください。
| 順位 | 競技名 | 盤面の広さ | 複雑性の指数 (log10) | 特徴と難易度の理由 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 囲碁 (Go) | 19×19 | 約170 | 宇宙の全原子数(約10の80乗)よりも遥かに多い局面数を持ち、AI攻略が最も困難でした。 |
| 2位 | 将棋 (Shogi) | 9×9 | 約71 | 取った駒を再利用できる「持ち駒」ルールにより、終盤の複雑さが爆発的に増大します。 |
| 3位 | チェス (Chess) | 8×8 | 約46-50 | 戦術の鋭さと研究の深さが鍵。引き分け(ドロー)が多く、完璧な精度が求められます。 |
| 4位 | シャンチー | 9×10 | 約40-48 | 中国将棋。競技人口は極めて多く、駒の動きに独特の制限があるため戦略性が高いです。 |
数字を見ていただければ一目瞭然ですが、囲碁の複雑さは桁違いです。指数が「170」ということは、10の170乗という天文学的な数字になります。
これは、全宇宙に存在する原子の数が「10の80乗」と言われているのと比較すると、想像を絶する広さですよね。
AI がチェス王者に勝ってから囲碁王者に勝つまで約20年かかった背景には、こうした圧倒的な探索空間の広さに加え、アルゴリズムやハードウェアの進歩など複数の要因があります。
【ポイント】
「難しさ」の定義は人それぞれですが、数学的な「探索空間の広さ」で言えば囲碁が圧倒的No.1です。一方で、将棋やチェスは狭い範囲での激しい読み合いが求められるため、人間同士が戦う際の「息苦しさ」や「鋭さ」はまた別の種類の難易度があると言えますね。広い海を航海するのが囲碁なら、密林で斬り合うのが将棋、といったイメージでしょうか。
また、最近では「不完全情報ゲーム」と呼ばれるジャンルの難易度も注目されています。麻雀やポーカーのように「相手の手牌が見えない」ゲームのことです。これらは計算だけでなく、確率論や心理的な駆け引きが必要になるため、AIにとっても人間にとっても、ボードゲームとは全く異なるベクトルの難しさがあるんです!
将棋と囲碁はどっちが難しいか比較

日本でよく話題になるのが「将棋と囲碁、どっちが難しいの?」という永遠のテーマです。これ、指導者の視点から見ても非常に面白い比較なんですよね。
どちらもプロ制度があり、頂点を極めるには一生かかっても足りない奥深さがありますが、求められる能力の質が少し異なります。
結論から言うと、「質の違う難しさ」があります。
囲碁は「直感と大局観」のゲーム
囲碁は盤面が19×19と非常に広く、序盤はどこに打っても良い自由度の高さが特徴です。そのため、論理的な計算だけでは追いつかない部分があり、右脳的な感覚や全体を見渡すバランス感覚(大局観)が強く求められます。
「この辺りに打つと良さそうだ」という感覚的な方向性が重要になるため、芸術的な側面も強いと言われています。
初心者にとっては、「どこに打っていいかわからない」「いつ終わるのかわからない」というハードルの高さがありますが、一度覚えると自由な発想で楽しめるのが魅力です。
将棋は「論理と計算」のゲーム
一方、将棋は「論理と計算」のゲームと言えます。特に日本の将棋には、世界的に見ても珍しい「持ち駒ルール(取った駒を自分の駒として使える)」があります。
チェスなどは駒を取り合うと盤上が寂しくなっていきますが、将棋は終盤になっても駒が減らず、むしろ使える戦力が増えていくんです。そのため、読むべき手のパターンが終盤にかけて指数関数的に増大し、最後の最後まで逆転の可能性が残ります。
この「詰むか詰まないか」のギリギリの計算こそが将棋の醍醐味であり、難しさの核ですね。
直感タイプやビジュアルで捉えるのが得意な方は囲碁、論理的な詰めや数学的なパズルを好む方は将棋に向いているのではないかと思います。どちらが上ということではなく、エベレストに北壁から登るか南壁から登るかのような、ルートの違いと言えるかもしれません!
脳トレ効果が高い競技の種類と特徴

「頭が良くなるスポーツ」として、メンタルスポーツを取り入れたいという方も多いですよね。
一部の研究では、チェスやボードゲームのトレーニングが実行機能や数学成績の向上と関連していたという結果もあります。
ただし、受験全般の成績向上を直接保証できるほどの決定的なエビデンスはまだなく、
「勉強の補助となる良い趣味」くらいの位置づけで考えるのが現実的です。
実は、選ぶ競技によって鍛えられる脳の部位や能力が少しずつ異なるのをご存知でしたか?
1. 記憶力と集中力を極めるなら
「メモリースポーツ」やトランプを使ったゲームがおすすめです。メモリースポーツでは、「メソッド・オブ・ロキ(場所法)」という古代ギリシャから伝わる記憶術を駆使して、数分でトランプ一組の順番を覚えたりします。
これは脳の「海馬」を刺激し、短期記憶を長期記憶に定着させる能力を高めます。日常生活でも人の名前を覚えたり、タスクを管理したりするのに役立ちそうですよね。
2. 空間認識能力と処理速度なら
立体的に考える「スピードキュービング(ルービックキューブ)」や、盤面全体を俯瞰する「囲碁」が最適です。
特にスピードキュービングは、視覚情報を瞬時に指先の動きに変換する必要があるため、脳の処理速度(ワーキングメモリ)とマッスルメモリー(筋肉の記憶)を同時に鍛えることができます。空間図形の問題に強くなった、と感じるお子さんや保護者の声もあります。
3. 決断力と心理戦に強くなるなら
不完全情報ゲームである「ポーカー」や「麻雀」です。相手の表情や状況、わずかな情報から確率を計算し、「押すか引くか」を決断するプロセスは、ビジネスにおける意思決定そのものです。
リスク管理能力や、プレッシャーの中で冷静さを保つメンタルタフネスが養われます。
【究極のハイブリッド競技「チェスボクシング」】
最近では、チェスとボクシングを交互に行う「チェスボクシング」なんていう究極の競技もあります。心拍数が上がった状態でチェスを指すという極端な組み合わせは、メンタルとフィジカルを同時に鍛える“究極の遊び”として紹介されることもあります。
医学的な効果についてはまだ研究が少ないものの、体と頭を両方使うユニークな競技です。
認知症予防に役立つ脳スポーツ

高齢化社会において、メンタルスポーツは健康維持の観点からも非常に注目されています。「最近、物忘れが…」と気になり始めた親御さんに勧める趣味としても最適です。
チェスや囲碁を定期的に行う人は、認知症の発症リスクが相対的に低いという観察研究がいくつか報告されています。
ただし「遊べば必ず予防できる」といった因果関係が証明されたわけではなく、適度な運動や食生活の改善などとあわせた総合的な取り組みが大切です。
例えば、チェスをプレイすることで、記憶力、計算能力、視空間スキルが同時に刺激され、認知機能の低下を抑制する「保護因子」になるという医学的な報告があります。
脳を使い続けることで、神経細胞のネットワーク(シナプス)が維持・強化される「脳の可塑性」が働くためだと考えられています。
また、日本国内の信頼できる研究として、東北大学と日本棋院が行った共同研究があります。この研究では、囲碁を知らない子供たちに囲碁を教え、その後の脳機能を測定したところ、思考力や短期記憶力が向上したという結果が出ています。
これは子供だけでなく、高齢者の脳の活性化にも応用できる重要な知見です。
(出典:日本棋院・東北大学委託研究「囲碁と脳に関する研究結果」)
脳への効果を期待するなら、ただ漫然と駒を動かすのではなく、「勝って嬉しい」「負けて悔しい」と感情を大きく動かすことが重要です。
ドーパミンやノルアドレナリンといった神経伝達物質は、感情とセットになった知的活動の時に最も分泌されます。義務感でやる脳トレよりも、孫と本気でオセロをする方が、脳には何倍も良い刺激になるんですよ。
子供の教育に良いマインドスポーツ

スポーツ指導の現場にいて強く感じるのは、現代の子供たちには「失敗から学ぶ力」をつけてほしいということです。その点、メンタルスポーツは教育的価値が非常に高く、心の成長を促す最高の教材になります!
「負けました」と言える強さ
特に将棋やチェスなどの対人ボードゲームには、「投了(リザイン)」という文化があります。負けが確定した時に、自分の口で「負けました」「参りました」と相手に伝えるルールです。
これは子供にとって、とても勇気がいることです。自分の失敗を認め、悔しさを受け入れ、それでも相手に敬意を払う。このプロセスを繰り返すことで、折れない心(レジリエンス)と礼儀作法が自然と身につきます。
感想戦でメタ認知能力を育てる
また、対局の後に行う「感想戦」も素晴らしい文化です。勝った側と負けた側が一緒になって、「あの時どうすれば良かったのか」を検討します。
自分を客観的に振り返る「メタ認知能力」や、他者の意見を取り入れて改善する「素直さ」が育ちます。これは勉強や将来の仕事にも直結する能力ですよね。
eスポーツの教育的価値
最近話題の「eスポーツ」についても触れておきましょう。「ゲームばかりして」と敬遠されがちですが、チーム戦のタイトル(『League of Legends』や『VALORANT』など)であれば、コミュニケーション能力や役割分担を学ぶ場として機能します。
瞬時の判断力や、チームのために自分がどう動くべきかを考える戦略的思考は、現代版の高度な部活動になり得るポテンシャルを秘めています。
単なる遊びと切り捨てず、適切なルールの中で取り組めば、デジタル社会を生き抜くリテラシー教育にもなるのです。
賞金と人気で選ぶメンタルスポーツランキング

次は少し視点を変えて、「プロとして稼げるのか?」「今、何が流行っているのか?」という、ちょっと生々しくも夢のあるランキングを見ていきましょう。
趣味として楽しむのも良いですが、トッププレイヤーたちがどれほどの規模で活躍しているのかを知ると、メンタルスポーツの見方がガラリと変わるかもしれません!
プロ棋士やゲーマーの驚愕の年収

「ゲームで食べていく」というのは、もはや夢物語ではありません。
世界トップレベルのごく一部の例では、野球やサッカーの選手に匹敵、あるいはそれ以上になっています。一昔前までは「好きなことで生きていく」のは一握りの天才だけでしたが、今は市場規模の拡大により、多くのプロフェッショナルが職業として成立させています。
例えば日本の伝統文化である将棋界を見てみましょう。藤井聡太竜王・名人が2023年の獲得賞金・対局料ランキングで約1億8000万円以上を記録しました。これは日本将棋連盟から公表されている対局料と賞金のみの数字です。
これに加え、CM出演料、イベント出演、書籍の印税などを含めると、総収入はさらに跳ね上がると推測されます。
将棋界はスポンサー企業も大手新聞社やIT企業が多く、国内完結型のプロスポーツとしては驚異的な安定感と経済規模を誇っています。トップ棋士になれば、年収数千万円から1億円クラスも夢ではない、非常に魅力的なキャリアパスなんです。
一方、世界に目を向けると、eスポーツやポーカーのトップ層は「億」の単位が違います。数十億円規模の賞金を巡って戦う世界がそこには広がっています。
グローバルな市場を持つ競技は、スポンサーも世界規模になるため、賞金額の桁が一つも二つも変わってくるのです。
ただし、職業としては非常に競争が激しく、多くの選手は別の収入源と組み合わせているということを覚えておいてください。
ポーカーの世界大会賞金と日本人

今、世界で最も「夢がある」メンタルスポーツと言えば、間違いなくポーカーでしょう。
近年、国際マインドスポーツ協会(IMSA)にも正式に認定され、単なるギャンブルから「高度な知的競技」へとイメージが劇的に変わりつつあります。
特に「テキサスホールデム」というルールは世界共通言語となっており、実力があれば国境を超えて稼ぐことができます。
世界の賞金ランキングサイト『The Hendon Mob』によると、歴代獲得賞金ランキング1位のBryn Kenney(ブリン・ケニー)選手の生涯獲得賞金は、2025年現在、約7,800万ドル(約121億円)とされておりこれはトーナメントの賞金だけの数字です。
彼らは投資家としての側面も持ち、参加費が数百万円〜数千万円もする「ハイローラー」と呼ばれる大会で勝ち続けることで、この天文学的な資産を築いています。
【日本人の活躍もすごい!】
最近では「世界のヨコサワ」さんのような人気YouTuberの影響もあり、日本人のポーカー人口が急増しています。賞金ランキングでも、Masashi OyaさんやTsugunari Tomaさんをはじめ、世界大会(WSOPやEPTなど)で億単位の賞金を獲得する日本人プレイヤーが次々と現れています。もはやポーカーは「海外のゲーム」ではなく、日本人が世界で勝てる競技になりつつあるんです。
※なお、ポーカーは実力要素も大きい一方で、強いプレイヤーでも短期的には大きく負け込むことがあり、
長期的に安定して生活費を稼げるプロはごく一握りです。
生活資金を賭けることや、借金をしてまでプレイすることは絶対に避けてください。
eスポーツ賞金と日本人の活躍

eスポーツも負けていません。
特に『Dota 2』というMOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)ジャンルのゲームは、世界大会「The International」の賞金総額が数十億円になることで有名です。優勝チームのメンバー一人ひとりが、一夜にして億万長者になるというアメリカンドリームが毎年生まれています。
そして、私たち日本人にとって特に嬉しいニュースなのが、格闘ゲームの分野です。
『ストリートファイター』シリーズや『鉄拳』シリーズは日本発祥のゲームであり、長らく日本勢が強いジャンルでした。
最近では、サウジアラビアで開催されたeスポーツの祭典「Gamers8」において、『ストリートファイター6』部門でKakeru(翔)選手が優勝し、たった一つの大会で40万ドル(約6000万円)を獲得。さらに年間を通じた活躍により、短期間で総額2億円以上を稼ぎ出したことは大きな話題になりました。
ただしこれは極めて少数のトップ選手の例であるということは覚えておいてください。
日本は長らく、法律(景品表示法など)の壁やPCゲーム文化の遅れから「eスポーツ後進国」と言われてきましたが、ここ数年で状況は一変しました。
格闘ゲームやモバイルゲーム、そしてFPS(Apex LegendsやVALORANT)の分野を中心に、世界トップレベルで戦える選手が次々と育ってきています。プロチームに所属し、給与をもらいながら大会賞金も狙うという、プロゲーマーの働き方も定着してきました。
競技人口が増えている注目の種目

これからメンタルスポーツを始めるなら、今まさに盛り上がっているトレンドを押さえておきたいですよね。日本国内のデータや市場の動きを見ると、明確な世代交代と「遊び方」の変化の波を感じます。
「観る」から「体験する」へ
将棋や囲碁は、藤井聡太さんの活躍や『ヒカルの碁』などの影響で、「観るファン(観る将)」は増えていますが、実際に盤駒を使ってプレイする人口自体は、残念ながら減少傾向にあります。
敷居の高さや、対戦相手を見つける難しさがネックになっているのかもしれません。
アミューズメントポーカーの爆発的普及
その一方で、今爆発的に増えているのが「アミューズメントポーカー」です。
2024年現在、全国のアミューズメントカジノやポーカースポットは400店舗を超え、東京や大阪などの都市部では毎週のように新店がオープンしています。「お酒を飲みながら知的ゲームを楽しむ」「初対面の人ともゲームを通じて仲良くなれる」という社交的な要素が、Z世代やミレニアル世代に刺さっているようです。
初心者講習が充実している店も多く、「ルールを全く知らないけど、とりあえず行ってみる」という層を取り込むことに成功しています。
オンライン麻雀の進化
また、麻雀もMリーグ(プロリーグ)の発足により、「賭けない・吸わない・飲まない」というクリーンなイメージへの転換が進んでいます。
特にオンライン麻雀(『雀魂』など)は、VTuberによる配信などの影響もあり、若い女性を含む新規プレイヤーが大量に流入しています。
「伝統と格式の将棋」か、「グローバルで社交的なポーカー」か、それとも「デジタルで手軽な麻雀」か。自分のライフスタイルや目的に合わせて、最適なメンタルスポーツを選べる豊かな時代になったと言えますね!
メンタルスポーツランキングのまとめ
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!
今回は「メンタルスポーツのランキング」をテーマに、難易度や経済規模、脳への効果など様々な角度から徹底的に解説してきました。
最後に、それぞれの特徴を踏まえた上で、目的別のおすすめをまとめておきます。
「結局、私にはどれが合っているの?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 論理的思考と日本の伝統的教養を深めたいなら:間違いなく「将棋」や「囲碁」です。礼儀作法も身につき、一生続けられる趣味になります。
- 世界を舞台に活躍し、億万長者を夢見るなら:「ポーカー」や「eスポーツ」に挑戦するという道もあります(ただし本文で触れたように、実際にそこまで到達できる人はごく一握りです)。
- 認知症予防や脳トレ効果を最優先するなら:「チェス」、「囲碁」、「健康麻雀」がおすすめです。指先を使い、相手とコミュニケーションを取ることが脳への最高の栄養です。
- 子供の教育(特に「負ける練習」と「マナー」)なら:「将棋」や「チェス」が良いでしょう。自分の責任で決断し、潔く負けを認める経験は、子供の心を強く育てます。
どの競技も、始めたその日からあなたの脳を刺激し、新しい世界を見せてくれるはずです。難しそうだと構える必要はありません。
まずは気になったものを一つ、スマホアプリや近くの教室で、遊び感覚で始めてみてはいかがでしょうか?
その一手が、あなたの人生をより豊かにする「勝利の一手」になるかもしれませんよ!
参考リンク:
日本棋院「東北大学委託研究 囲碁と脳に関する研究結果」ニュースリリースhttps://archive.nihonkiin.or.jp/news/2007/07/post_42.html
Can traditional board games prevent dementia? A systematic review and meta-analysis(Journal of the Neurological Sciences)https://www.jns-journal.com/article/S0022-510X%2823%2900900-0/fulltext
Are board games useful for people with dementia? A scoping review(Frontiers in Psychology)https://www.frontiersin.org/journals/psychology/articles/10.3389/fpsyg.2025.1569406/full
日本将棋連盟「2023年獲得賞金・対局料ベスト10」https://www.shogi.or.jp/news/2024/02/202310.html
The Hendon Mob – Bryn Kenney’s Poker Statisticshttps://pokerdb.thehendonmob.com/player_graphs/bryn_kenney_182652
IMSA公式 – World Poker Federation becomes the ninth affiliate member of the International Mind Sports Associationhttps://imsa.sport/2024/11/22/world-poker-federation-becomes-the-ninth-affiliate-member-of-the-international-mind-sports-association/
オンラインカジノレコード「【2024年6月度】国内『アミューズメントポーカー(ポーカールーム)』の最新店舗数を発表」https://onlinecasino-record.com/pokerroom202406
法的注意点:
記事内で紹介したポーカーや麻雀などは、日本国内において金銭を賭けてプレイすると刑法上の賭博罪に問われます。日本では必ず許可を得たアミューズメント施設や、金銭を賭けないオンラインゲームなど、法的に健全な環境で楽しんでください。海外のカジノ等でプレイする場合は、現地の法律に従ってください。

