立ち幅跳びのコツ|小学生の記録を伸ばすフォームと家でできる練習
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こんにちは!「スルースのVictory Academy」のスルースです!
「うちの子、体力テストの立ち幅跳びで記録が伸びなくて…」「二重踏み切りでファウルになっちゃう」「着地で後ろに倒れて記録が短くなる」そんな悩みや疑問をお持ちの保護者の方も多いのではないでしょうか。
立ち幅跳びは助走が使えないぶん、フォームと体の使い方の差が記録に表れやすい種目で、原因が見えづらいですよね。
結論からお伝えすると、立ち幅跳びの記録はフォーム・腕の振り・着地の3つを整えることで、伸びるケースもある分野です。
筋力強化の前に、まず「予備動作のしゃがみ方」「腕振りと下半身の同期」「着地時の前傾姿勢」を整えることで、変化のきっかけを作りやすい種目です。
この記事では、これまでたくさんの子どもたちを指導してきた現場の視点から、立ち幅跳びの記録が伸びない原因と、家でできる練習法(スクワットジャンプ・膝立ちジャンプ・プッシュアップジャンプ)まで、二重踏み切り・後ろ転倒・45度の跳び出し角度・腕振り・トリプルエクステンションといった関連トピックをまとめてお伝えします。
お子さんの「できた!」を一緒に増やしていきましょう!
立ち幅跳びの記録を伸ばすコツ|原因と直し方

立ち幅跳びは「腕の振り」と「着地姿勢」がカギです!フォームを整えることで、記録が伸びるきっかけを掴むことができますよ!
立ち幅跳びの記録が伸びない子に多い3つのフォーム
「立ち幅跳びの記録が体力テストで伸びない」とご相談いただく場面で、現場で観察してよく気づくフォームの特徴が3つあります。
これらは「悪い」というよりも、伸ばしどころが見えるサインとして捉えていただけると嬉しいです。
どこが弱いのかが見えると、練習の方向性もはっきりしてきます。
① 二重踏み切りでファウルになってしまう
もっとも多いのが、跳ぶ直前にチョコチョコと足を踏み直したり、軽く跳ねてリズムを取ったりしてしまう「二重踏み切り」です。
公式ルールでは反則扱いとなり、本来の力が記録に反映されにくくなります。
原因は次の項目で詳しく説明する「リズムの取り方」にあるケースが多いです。
② 着地で後ろに倒れて記録が短くなる
2つ目に多いのが、着地の瞬間に体が後ろに倒れて、お尻や手を後方についてしまうフォームです。
立ち幅跳びは身体の最も後方の接触点が記録になるので、後ろに倒れると大きく記録が短くなることがあります。
前に飛んだ距離が活きない、もったいないミスです。
原因は「重心の位置」と「上半身の前傾」にあるケースが多いです。
③ 腕振りと下半身がバラバラ
3つ目が、腕の振りと足の蹴りのタイミングが合わず、上半身と下半身がバラバラに動いてしまうフォームです。
立ち幅跳びは助走が使えないぶん、腕の振りで生み出した運動量を足の蹴りで前へ送る連鎖が記録に関わります。
腕がただぶら下がっているだけだったり、振り上げと足の蹴りのタイミングがずれると、力が前方に伝わりにくくなります。
3つの特徴は「重なって起こる」ことが多い
この3つのフォームのクセは単独ではなく、複数同時に起こっているお子さんがほとんどです。
「リズムが取れずに二重踏み切りになって、腕振りも合わず、着地も後ろに倒れる」というケースもよくあります。
一つひとつ整えていけば、他のフォームにも良い影響が出ることがありますので、焦らず一個ずつチェックしてあげてください。
「踏み切り・着地・腕振り」の3つのうちどれが弱いかを見つけられると、練習の方向がはっきりします!
お子さんの動きをぜひ観察してみてください!
二重踏み切りの原因と直し方|リズムの取り方

立ち幅跳びで「二重踏み切り」になってしまうのは、跳ぶ直前のリズムが取れていない可能性があります。
原因と直し方を整理します。
二重踏み切りはルール上の反則になる
文部科学省の新体力テスト実施要項では、立ち幅跳びは両足で同時に踏み切ることが基本(出典:文部科学省『新体力テスト実施要項』)とされており、片足ずつ交互に踏み切ったり、跳ぶ直前に足を踏み直す動作は反則扱いとなります。
せっかく頑張って跳んでも記録に残らないので、まずはこのルールを意識した練習が必要です。
二重踏み切りはリズムの不一致が関係することも
原因の一つとして、上半身(腕の振り)と下半身(踏み切り)のタイミングが合わず、無意識のうちに小刻みなステップでタイミングを取ろうとしてしまうことが考えられます。
「遠くに跳ぼう」と焦るほど、神経系が代わりにリズムを合わせようとして、踏み直しの癖が出やすくなります。
「1、2、3」のリズム練習が取り組みやすい方法
おすすめは、声に出して「1、2、3」と数えながら動くリズム練習です。
1で腕を後ろに引いて膝を曲げる、2で軽くタメを作る、3で一気に腕を振り上げて踏み切る、という3拍子で動きを統一します。
最初は実際に跳ばず、その場で腕と膝の動きだけを合わせる練習からでも十分です。
リズムが体に染み込むと、二重踏み切りが減るきっかけになります。
「反動なしで一発で跳ぶ」ドリルも有効
反動への過度な依存をリセットするには、構えた状態から事前の踏み直しを一切入れずに一発で跳ぶドリルも有効です。
最初は記録より「一発で跳ぶこと」を意識してもらい、慣れてきたら少しずつ距離を伸ばしていきます。
二重踏み切りは、焦りやリズムの乱れが関係していることがあります!「1、2、3」のリズムで、落ち着いて一発で跳ぶ練習から始めましょう!
着地で後ろに倒れる原因|重心と前傾姿勢のコツ

立ち幅跳びで「着地で後ろに倒れる」のは、空中での重心の位置と、着地時の前傾姿勢の作り方に課題がある可能性があります。
前に飛んだ距離が活きないので、ここを整えると記録のロスを減らしやすくなります。
後方転倒は記録のロスにつながる
立ち幅跳びの記録は、身体の最も踏み切り線に近い接触点で計測される(出典:文部科学省『新体力テスト実施要項』)ため、足より後方に手をついたり、お尻をついたりすると、その分だけ記録が短くなります。
前に大きく飛べていても、後ろに倒れた瞬間に大きなロスにつながってしまいます。
「お尻を低く落として、上半身を前へ」が着地のコツ
着地の瞬間に膝と股関節を柔らかく曲げて、お尻の位置を低く落とすのがコツです。
同時に、上半身を意識的に前へ倒すと、重心が前方に残り、後方への転倒を防ぎやすくなります。
「着地と同時にしゃがむ」「胸を膝の前に持っていく」イメージが伝わりやすいです。
その場ジャンプ+着地静止のドリルが効く
修正ドリルとしておすすめなのが、その場で真上に高くジャンプして、着地の瞬間に無理のない範囲で膝と股関節を曲げて止まる練習です。
空中で「1、2」と数えてから、着地で安定した姿勢に止まる感覚を体に覚えさせます。
膝が突っ張ったまま着地すると重心が高くなって倒れやすいので、膝と股関節を柔らかく使って衝撃を吸収するのがポイントです。
着地の練習は、まずジャンプ動作と切り離して「着地姿勢だけ」を繰り返すと早く身につきます。
膝を曲げて、お尻を低く、胸を前に。この3つを動作なしで何度か確認してから、ジャンプと組み合わせるのがおすすめです。
「お尻を低く・胸を前に」を合言葉にしましょう!
着地姿勢が安定すると、跳んだ距離を記録に残しやすくなりますよ!
斜め前に跳ぶための視線と上半身の使い方

立ち幅跳びでは、真上でも真横でもなく、斜め前へ跳び出す意識が大切です。
「45度」と聞くとわかりやすいですが、実際の立ち幅跳びではお子さんの筋力やフォームによって跳びやすい角度は変わります。
まずは角度の数字にこだわりすぎず、「真上ではなく斜め前へ伸びる」感覚を大切にしましょう。
真上すぎても前すぎても距離につながりにくい
真上に跳んでしまうと滞空時間は長くなっても前に進みません。
逆に、前へ低く跳ぶと、すぐに地面に着いてしまい滞空時間が稼げません。
単純な放物線では45度が目安になりますが、実際の立ち幅跳びでは筋力や跳び出し速度、姿勢によって最適な角度は変わります。
「斜め前方」を目指して、身体全体が一直線に空中へ伸びていく軌道を意識すると、両方のバランスが取れます。
視線は「遠くの空間」に向ける
跳び出し姿勢に影響しやすいのが視線の置き方です。
足元の着地点を見てしまうと、頭が下がって背中が丸まり、跳び出し角度が低くなりがちです。
視線は実際の着地点よりも「もう少し遠くの空間」に置くのがコツです。
顎を軽く上げて、前方の遠くを見据えながら跳びましょう。
「斜め前へ伸び上がる」イメージを伝える
お子さんに「45度」と言ってもピンとこないので、「斜め前の空中へ向かって、体全部で伸びていくよ」と動きのイメージで伝えるのが伝わりやすいです。
腕も斜め上の前方へ振り上げると、自然と体全体が斜め前方へ向かうフォームになります。
「目印」を活用すると視線が安定する
視線をコントロールするのが難しいお子さんには、跳ぶ先の少し遠くに目印(カラーコーンや画用紙など)を置いてあげるのも一つの方法です。
「あの目印を超える気持ちで跳ぼう」と伝えると、自然と視線が前方上方を向きやすくなります。
練習を重ねるうちに、目印がなくても遠くを見据えるフォームが身についていきます。
目印として立体的なコーンや滑りやすい雑誌などを置くと、誤って着地した際に足首を捻る原因になり危険です。
ご家庭で練習する際は、踏んでも滑らず怪我のリスクが少ないフラットタイプの柔らかいマーカーを使用すると安全に視線誘導の練習ができます。
「斜め前の遠くを見る」意識を持つと、跳び出し姿勢が整いやすくなります!
着地点ではなく、その先の空間を見るイメージです!
腕振りと下半身の同期|トリプルエクステンション
立ち幅跳びの推進力を高めるには、上半身の腕の振りと下半身の伸展(トリプルエクステンション)の動きを合わせることが大切です。
ここがバラバラだと、せっかくの力が前方に伝わりにくくなります。
トリプルエクステンションとは「3つの関節を同時に伸ばす」動き
トリプルエクステンションは、足関節(足首)・膝関節・股関節の3つの関節を同時に瞬間的に伸ばす動きを指します。
立ち幅跳びの踏み切りでは、3つの関節がバネのように一斉に伸びることで、地面を強く蹴り出す力が生まれます。
タイミングが大きくずれると、力が伝わりにくくなることがあります。
腕振りは「振り子の原理」を使う
腕は構えた段階で後ろに大きく引き、踏み切りの瞬間に振り子のように前方斜め上へ振り上げます。
腕が振り上がる勢いが、体を前上方へ運ぶ助けになります。
腕が止まったまま跳ぶのと、しっかり振って跳ぶのとでは、同じ脚力でも飛距離に差が出やすいです。
「腕を振り上げる頂点」と「足が地面を離れる瞬間」を一致させる
理想的なタイミングは、腕を振り上げる頂点と、足が地面から離れる瞬間が一致することです。
「腕が頭上に行くタイミングで、足が地面を蹴る」と覚えると伝わりやすいです。
鏡や動画で確認しながら、タイミングを合わせていきましょう。
空中では膝を前に引き寄せると着地姿勢を作りやすい
空中で両膝を素早く胸の方へ引き寄せる「タック姿勢」を取ると、足を前に運びやすくなり、着地点を前方にずらしやすくなります。
物理的に空中の時間そのものが長くなるわけではありませんが、足を前に運べる分、着地のロスを減らすきっかけになります。
「腕を振る・足を蹴る・膝を引き寄せる」の3つのタイミングを揃えると、記録アップにつながります。
一度に全部は難しいので、まずは腕振りと足の蹴りの同期から練習してみましょう。
「腕と足のタイミング」が合うと、同じ筋力でも飛距離に差が出ます!
焦らず、リズムから整えていきましょう!
立ち幅跳びを上達させる練習法と家でできる対策

ここからは、家庭で実践できる練習法と環境づくりのコツをご紹介します!
1日5分から始められるものを中心に選びました!
予備動作のしゃがみ込み|膝90度の構え方

立ち幅跳びの記録を伸ばすには、跳ぶ前の予備動作(しゃがみ込み)がとても重要です。
ここでバネのような弾性エネルギーを溜められるかが、踏み切りの強さを左右します。
膝の曲げ角度は「約90度」が目安
予備動作で膝を曲げる角度は、約90度が目安と一般的に言われています。
深く曲げすぎると筋肉や腱が伸びすぎて、瞬間的な力が出にくくなります。
逆に浅すぎると、伸張反射(バネのような反発力)が使えず、推進力が落ちます。
「椅子に座る一歩手前」くらいの感覚で構えましょう。
足は腰幅、つま先はまっすぐ前
足の幅は腰幅程度が目安で、つま先はまっすぐ前を向けます。
つま先が外を向くと、力のベクトルが斜めに分散してしまい、前方への推進力が弱まります。
お子さんに「つま先と膝を、跳びたい方向に向けようね」と声をかけると、自然と整います。
お尻を後ろに突き出して、背中はまっすぐ
しゃがみ込む時は、お尻を後ろに突き出すように股関節を深く曲げ、背中はまっすぐに保ちます。
背中が丸まったり、逆に反りすぎたりすると、力のロスにつながります。
鏡や動画で確認すると、背中の角度がチェックできます。
保護者の方がずっとカメラを持って確認するのは大変なので、角度調整がしやすいスマホ用の自立三脚を一つ置いておくと、お子様自身でも動画を見返しながらフォーム修正がしやすくなります。
両足に均等に体重を乗せる
左右の足に均等に体重を乗せることも、まっすぐ前へ跳ぶための基本です。
片足に体重が偏ると、跳び出した時に身体が斜めにねじれてしまい、飛距離も減ります。
「両足の母指球(親指の付け根)に同じ体重を感じる」イメージで構えてみましょう。
跳ぶ前の「深呼吸」で構えを安定させる
本番で緊張して構えが崩れるお子さんは、跳ぶ直前に1回だけ深呼吸を入れる習慣を作ると、構えが安定しやすくなります。
息を吐きながら膝を曲げると、自然にお腹に力が入り、構えのバランスが整えやすいです。
構えが整うだけで、跳び出しの質はぐっと変わります!
まずは「膝90度・お尻後ろ・背中まっすぐ」から確認してみてください!
家でできるスクワットジャンプの実践法
立ち幅跳びの瞬発力を家で鍛えるなら、スクワットジャンプがおすすめです。
下半身の瞬発力と、バネのように跳ぶ感覚を同時に練習できる運動です。
スクワットジャンプの基本のやり方
立ち幅跳びの基本の構え(膝約90度、お尻を後ろに突き出す、背中まっすぐ)からスタートします。
そこから真上に向かって、最初は7〜8割くらいの力で、フォームを崩さず跳び上がります。
空中ではお腹に力を入れて、膝からつま先まで一直線に伸びるよう意識しましょう。
着地と同時にまた膝を曲げて衝撃を吸収し、その反発力を使って次のジャンプに移ります。
1セット10回×週3回が目安
1セット10回を目安に、週3回くらいから無理なく始めましょう。
お子さんの体力・集中力が続く範囲で、フォームが崩れたら一度休みを入れてください。
回数より「正しいフォームで連続して跳べているか」が大事です。
連続ジャンプで「バネのような反発力」を養う
1回ずつ止まるのではなく、着地と同時に次のジャンプへ移行する「連続ジャンプ」を意識すると、体のバネを使う感覚が育ちます。
これが立ち幅跳びの踏み切りの感覚につながります。
最初は1〜2回の連続から、慣れてきても、フォームが崩れない範囲で3〜5回程度から増やしましょう。
着地は「静かに」が安全のコツ
連続ジャンプは音が大きくなりがちですが、着地で大きな音を出さずに「静かに」着地できるよう意識すると、衝撃を上手に吸収するフォームが身につきます。
お子さんに「忍者みたいに静かに着地しよう」と声をかけると、楽しく取り組みやすいです。
マンションなど集合住宅の場合は、厚手のマットを敷いて階下への音にも配慮してあげましょう。
また、室内でのジャンプ練習は想像以上に足裏や膝へ負担がかかります。
フローリングでの直置きは避け、クッション性の高い厚手(5cm程度)のマットを敷くことで、騒音対策と関節への衝撃緩和を同時に行うことができます。
スクワットジャンプは「立ち幅跳びの土台」になる練習です!
短時間でも続けることで、踏み切りの感覚がつかみやすくなりますよ!
膝立ちジャンプ|慣れてきた子向けの股関節練習
立ち幅跳びの踏み切りに関わる股関節の使い方を練習したい場合、膝立ちジャンプ(ニーリング・ジャンプ)という方法もあります。
膝への衝撃が大きいので、慣れてきたお子さん向けの練習です。
膝に不安がある場合は避け、必ず大人が見守ってあげてください。
膝立ちジャンプの基本のやり方
厚手のマットの上で、膝立ちの姿勢から無理のない範囲で行います。
腕を後ろに引いて構えたら、腕の振りと股関節の伸展を使って、上半身を一気に前上方へ持ち上げます。
それと同時に空中で足を前に引き寄せて、両足の足裏で着地します。
股関節を使う感覚を養う
膝立ちジャンプの狙いは、立った状態でのジャンプとは違って、事前のしゃがみ込みによる反動が使えない点です。
そのため、股関節を素早く伸ばす感覚を練習できます。
立ち幅跳びの踏み切りで「お尻からバネのように伸びる」感覚が身につきやすくなります。
週2〜3回の頻度から始めて、お子さんの体力に合わせて調整しましょう。
必ずマットの上で、安全な環境で行う
膝立ちジャンプは膝に負担がかかりやすいので、必ず厚手のマットや布団の上で行ってください。
フローリングや硬い床の上では膝を痛めるリスクがあります。
薄いヨガマットや布団では衝撃を吸収しきれない場合があるため、必ず厚さ5cm以上の折りたたみ体操マットなどの上で実践し、安全な環境づくりを最優先にしてください。
最初は1セット5回×2セットくらいから、無理のない範囲で始めましょう。
お子さんが膝に違和感を訴えた時は、すぐに中止して数日間は別のメニューに切り替えてあげてください。
膝立ちジャンプは膝への衝撃が大きいので、必ず厚手のマットを敷き、お子さんが嫌がる時は無理にやらせないでください。
膝に違和感や痛みが出たらすぐに中止し、痛みが続く場合は医療機関にご相談ください。
膝立ちジャンプは「お尻や股関節を使う感覚を育てる」練習です!
マットの上で、安全に楽しく取り組んでくださいね!
腕振りを強くするための上半身トレーニング

立ち幅跳びは下半身の種目と思われがちですが、腕の振りという上半身の連動も飛距離を左右します。
腕振りを強くする練習として、まずは安全で取り組みやすい「壁プッシュ」と「腕振り素振り」をご紹介します。
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| 練習メニューと対象 | 具体的なやり方とメリット |
|---|---|
|
① 壁プッシュ (小学生はここから) |
目的:瞬発力の入り口
小学生はまず壁プッシュから始めるのがおすすめです。壁に向かって立ち、両手を壁につけて押し返します。 壁を強く押し返して、体を後ろに弾く感覚を養うことが、腕の振りに必要な瞬発力の入り口になります。 1セット10回×2セットくらいから、無理のない範囲で始めましょう。 |
|
② 腕振り素振り (安全で効果的な基本練習) |
目的:スムーズな腕の動きの習得
立った状態で腕の振りだけを練習します。両腕を後ろに引いて、一気に前方斜め上へ振り上げる動きを10回×2セットほど繰り返します。 腕の使い方の感覚をつかみやすくなり、本番の立ち幅跳びでも腕がスムーズに動きやすくなります。 鏡の前で行うと、左右のバランスも確認しやすいのでおすすめです。 |
|
③ プッシュアップジャンプ (慣れているお子さん向け) |
目的:腕の力で体を持ち上げる感覚づくり
うつ伏せの状態から、腕立て伏せの要領で胸の横の床に両手を置き、膝を90度に曲げた姿勢を作ります。そこから両手で床を強く押し、手が床から少し浮く程度を目安にします。 無理に高く浮かせる必要はありません。腕の力で体を持ち上げる感覚が、腕振りの感覚づくりに役立ちます。 1セット3〜5回から無理なく取り組み、手首や肘に違和感が出た時はすぐに中止してください。また、集合住宅では厚手のマットを敷いて階下への音にも配慮しましょう。 |
立ち幅跳びは「下半身だけ」ではなく、上半身の力も使う種目です!
腕の瞬発力も少しずつ育てていきましょう!
立ち幅跳びのよくある質問(FAQ)
まとめ|立ち幅跳びのコツと続けるポイント
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!
ここまで、立ち幅跳びのコツを、3つのフォームの原因・二重踏み切り・後方転倒・跳び出しの方向・腕振りと下半身の同期、そして家でできる練習法まで多角的にお伝えしてきました。改めて大切なポイントを振り返ると、立ち幅跳びの記録は、フォームと腕振りを整えることで伸びるケースもあるということです。筋トレの前に、まずフォームを見直すことが、上達の近道になる場合があります。
取り組むうえで意識していただきたいのは3つです。1つ目は「1、2、3のリズムで一発で跳ぶ」こと。二重踏み切りを防ぎ、上半身と下半身のタイミングを揃えるために大切です。2つ目は「斜め前方へ伸び上がる意識で、視線は遠くに」。45度という数字にこだわらず、真上ではなく斜め前へ跳ぶ感覚を持つと、滞空と水平距離のバランスが取れます。3つ目は「お尻を低く落として、上半身を前へ」。後方転倒を防ぎ、跳んだ距離を記録に残すための着地のコツです。
家での練習なら、スクワットジャンプ・着地姿勢のドリル・腕振り練習を組み合わせて1日5〜10分くらいから始めるのが現実的です。ジャンプ系のメニューは膝や足首への負担があるため、週2〜3回程度、無理のない頻度で続けるほうが安全です。お風呂上がりや寝る前など、生活の中の決まった時間帯に組み込むと習慣化しやすくなります。
立ち幅跳びは、体力テストの結果以上に、お子さんが「自分の体を瞬間的に使う」感覚を育てる大切なきっかけになります。「うちの子は瞬発力が…」と諦めず、今日から少しずつ取り入れてみてください。膝や足首に違和感が続く場合は、自己判断せずにかかりつけの整形外科や医療機関にご相談ください。お子さんの「できた!」の笑顔が増えるよう、僕も心から応援しています!
上体起こしの記事はこちら▶︎上体起こしができない理由|原因と子どもの腹筋を鍛えるコツ!
反復横跳びの記事はこちら▶︎反復横跳びのコツ|小学生の記録を伸ばすフォームと家でできる練習
本ブログで紹介している練習方法やストレッチは、これまでの指導経験に基づく効果的なアプローチですが、すべての方への効果や安全性を完全に保証するものではありません。
ご自宅で練習される際は、周囲の安全(家具の配置や滑りやすい床など)を十分に確認し、クッションやマットを敷くなど、ケガの防止に努めてください。
また、ご自身やお子様の体力・体調に合わせて、決して無理のない範囲で行ってください。
練習中に痛みを感じた場合は、すぐに中止してください。
首・背中・腰・手首などに持病がある方や、過去に痛めた経験がある方は、練習を行う前に必ず医師にご相談ください。
なお、本ブログの情報を用いて実践された結果生じたケガ、事故、物的損害等につきましては、本ブログおよび筆者は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
また、本記事で触れている運動能力・姿勢・柔軟性・集中力・自己肯定感といった心身の発達面での効果や、技の習得・上達時期に関しては、お子様の個性・発達ペース・練習環境・ご家庭でのサポート状況などによって大きな個人差があり、すべての方に同じ効果を保証するものではありません。記載の年齢目安や期間の目安も一般的な傾向としてご参照いただき、お子様ご自身のペースを最優先に判断していただけますと幸いです。
本記事内の画像はすべてイメージ画像であり、実際の指導風景や特定の個人を示すものではありません。フォームの正確性については本文の解説をご参照ください。
安全第一で、ご自身の責任のもと楽しく練習に取り組んでいただければ幸いです。
